
▼About UBU
私たち「合同会社UBU artworks」は、美大生やセミプロ作家が「芸術家」として独立できるよう、併走支援をするために設立された会社です。
共同代表の一人も、芸術家としての独立を目指す現役の芸大生です。
▼Why UBU
日本には多くの美術大学、芸術大学があります。
そこで学ぶ学生や卒業生の多くは、ひたむきに作品制作に打ち込む「芸術家の卵」です。
しかし、進路決定の際に「芸術家」として独立するものはほんの一握りで、大半の学生が工業デザインや広告業界へ就職をしてゆきます。
国際的な美術市場でも価値を創造できる可能性のある学生も、多くが一般企業に就職してゆき、卒業後に作品制作を続ける場合も、趣味や、セミプロとして道を歩むこととなります。
それはなぜか。
「芸術家」として独立することが狭き門なのはもちろんですが、私たちは、それ以外にも以下のような原因があると考えています。
◇【画壇のシステム不備】
現状の画壇において独立するためには、人脈作りや展覧会の企画・準備、各種賞への応募など、「制作」以外の雑務に注力する必要があり、本来「芸術家」タイプな、ひたむきに作品制作に集中できる作家を正しく救い上げるシステムがない。
◇【ビジネス感覚の欠如】
制作した作品を学生のうちに販売する際、「利益率設定」「マーケティング」「プロモーション」「契約手続」…など、必要な知見がないまま、学校祭や受賞作品の買取制度などで、決められた作品販売価格を踏襲し、以後も受動的に作品の廉売をしている。
▼How UBU
そこで私たちは、若手の美大生・セミプロに対して、作品制作に集中しつつ、必要なマーケティングやプロモーションを代行し、適切な価格で販売手続きを行うための支援制度を考えました。
▼Future UBU
これまでは「〇〇教授に紹介してもらった画廊だから」「せっかく展示してもらったのだから」などの理由で、契約書もないまま作品の販売を委託し、自分の作品の正当な価値を自覚できなかった学生に、新しい販売方法や適正な市場調査の結果を提供することで「どれくらいの作品を制作して、どのような方法で販売してゆけば生活してゆける」と実感してもらうことで、多くの学生・セミプロの皆さんに芸術家として独立してもらうことが目標です。
また、既存の画廊ではなく、例えば国内よりは国際的な市場のほうが評価される可能性がある作品などについては、国際的な賞への応募を支援する、また複数の支援作家のうちテーマ性の似ているものを集めて合同展示会を企画するなど、作家自身のキャリアを支援するようなコンサルテーションを提供することで、作品制作を質的にも支援してゆきます。
私たちの活動により、多くの「芸術家」が誕生し、日本中の家庭に本物のアートが飾られることが当たり前になればいいと願っています。
例えば新しい家族ができたとき、油絵作家に家族の肖像画を依頼したり、家を新築したときに好きなテーマの石像を彫刻家に依頼したり、家族のお祝いにオーケストラを招いたり、そんなことが当たり前にできる日が来ることを目標にしています。
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